ブッタマゲーション！

本日は連れと共に川崎へ。

万年ベーシスト募集だった我らのバンドにYさんが応募してくれたので、さっそくバンド練習しに出かけてきたのだ。

非常に充実した練習だったのだが、最後に行ったゲーセンでセッション中に、何と連れの足元からバッグが消えるという大事件勃発！

ゲーセン側は丁寧な応答ながら、結局のところ「警察に行け」と言うのみなので、3人で駅前の交番へ「ゲーセンで置引されました」と駆け込む。

彼女は常にあらゆる貴重品を持ち歩いているもんで、バッグの中には通帳・印鑑・運転免許証・保険証などというシャレにならないものばかり入っていた。

しかもバッグは先日買ったばかりのY's・・・

とにかく思いつく限りの各金融機関やら携帯電話会社やらに連絡（これがものすごい時間かかった）。

その後おまわりさんと共にゲーセンへ戻って現地の実況見分に立ち会う。

バッグの置かれた位置をメジャーで計ったり、防犯カメラを調べたりという、かなり「事件発生！」と思わせるような作業をしてきた。

で、交番に戻ってきたら、机に見覚えのあるバッグが！！！マンガ喫茶の男子トイレに置いてあったのを、店長さんが届けてくれたんだそうな。

結局、現金や交通機関のカードといった、足のつかないもののみの被害。定期も残っていた。

荷物確認の後、被害届と見つかったものを返してもらうための書類を作成するのにかなりの時間を要する。

その間、Yさんと私は他のおまわりさんたちとちょっとした会話を楽しんだり、交番内で繰り広げられている人間模様を観察したり、「タレ」「マルヨ」といった警察業界用語について考察したりしていた。

最初はケッコウ冷たいと思ったおまわりさんたちだったが、実は人間味溢れるナイスガイたちだった。職業とはいえ、大変感謝している。

しかし意外と自分の持ち物って把握していないものね。

彼女の場合、クレジットカードはあと2枚連絡し忘れているし、都バスのカードも盗られていたのに申告し忘れた。

まあ今後「バッグの特徴は？」と訊かれることがあったならば、「富岡八幡宮のお守りが結んであります」と言うべきだな。一発で「持ち主に間違いなし」と納得してもらえるはず。

とにかく最小限の被害で納まりそうで、3人とも一安心。

相当遅くなった夕食をとり、本日は解散。

しかし今回バンド練習だったからよかったけれど、ソロ練習で災禍に遭っていたらどうなっていたものやら。

だって彼女に残されたのって、スティックとドラムのカードのみよ？

どちらも大切なものではあるけれど、家帰るのに何の役にも立ちやしないわ。

【本日のまとめ】

・3人セッションは更にバンドっぽくて楽しい

・おまわりさんはあらゆるトラブルにてんやわんや

・筋彫りをわざわざ見せびらかすような輩はホントのヤクザではない

・ドラマーの皆さんは、手荷物をシンバルにかけるなどして置引防止すべき