試し書き

昨夜は、思い出の万年筆を蘇らせる職人さんのドキュメンタリーを見たのだが、直してもらった万年筆で持ち主が最初に書いた言葉は「花看半開」。中国の故事で「花は半開の五分咲き程度の時期に観るのがいちばんよい見所である」、まあ何事もほどほどがよいということらしい。持ち主の、脳梗塞で倒れてリハビリ中のお父さんが一番好きな言葉なんだそうな。かっくいー！
私も文具店とかで試し書きするけれど、そういう時は大概その時やっているゲームに走るからな。今だったら「アバチュー」とか「ヒート」とかその類だろう。う〜ん、ここでも呪文と間違えられそうな…
楽器店で鍵盤類の試し弾きという機会もある。
一応10年ほどのピアノ歴があるのだが、以前「ねこふんじゃった」を試し弾きしたら「キミにはプライドがないのか！」と詰め寄られたことがあるので、それ以来、試し弾きは乙女の祈りやトルコ行進曲のさわり程度にしている。